税理士事務所⇒経理職 転職体験記 4
書類選考が終わると、いよいよ面接・試験となります。
まずは試験から
適正検査については対応しようがないので割愛します。
他にあるのは簿記に関する試験です。
この辺りは経理職独特といった感じですね。
ただどの会社でもあるわけではありません。
恐らく過去の職務経歴からある程度できるとの判断なのでしょう。
試験内容としては簿記3級レベルの仕訳が切れれば十分かなと思います。
経理や会計事務所で実務経験のある方や、
簿記2級(商簿)ないし3級をある程度理解できている方は
なんの問題もないかと思いますが、
商簿をテクニックだけでとった方は苦労するかもしれません。
つづいて面接です。
人事面接はざっくばらんな会話になることもありますが、
役員面接は入室からの畏まった形式になります。
人事面接・役員面接問わず、「志望理由」「自己PR」「自己紹介(職務経歴)」
この3つは鉄板です。経理職に限らないですがここは確実に抑えましょう。
過去の職歴に経理系以外の職種がある場合や、
会計事務所⇒経理職に移ろうとする場合には、
なぜ経理職に志望しようとしたストーリーを構築して置く必要があります。
※私の場合新卒後最初の2社が営業、3社目4社目が会計事務所でした。
なぜ最初に営業職を選んだのか、なぜ会計事務所に移ったのか、
なぜ経理職志望なのか、このあたりの職務経歴書と合わせて説明できないと
辛いかもしれません。
最後に
「最後になにか質問ありますか」はかならず聞かれるので、
ストックは2-3つ準備しておきましょう。
業種や人事(役員)面接等によって聞くべき内容も変わりますので、
それぞれで準備しておくのがベターです。